2008-03-26

第8回目「キャー メーラーフォートー レーサクテーヘー?」

なんだか、回を追うごとにだんだん文章が長くなってきますねーー(^^;)

今回、案内人はジャイプルに到着後、観光に行きます。

ジャイプルは19世紀に当時のマハーラージャが
イギリスの王子の訪問を歓迎して街中をピンクに塗ったことから
「ピンクシティ」と呼ばれるようになった、と
ナレーションで説明されています。

まず、有名な「風の宮殿」(ハワーマハル)を訪れます。
通行人に、道を聞きます。
「ハワーマハル、キダルヘー?」風の宮殿はどちらの方向ですか?
「ハワーマハル、イダルヘー」風の宮殿はこっち(指差して)です。

第1回目からここまで読んできて、気がつきましたか?

疑問詞はすべてKの音で始まります。
何 what →キャー
どちら which way → キダル
他にも

なぜ why → キュン
誰 who → コーン
どちら which one → コーンサ
いつ when → カブ
いかが how → ケーセー (ケーシー for feminine)
いくら how much → キトナー

そして、答えのイダルはこちら、です。
それに対して、あちらならば、ウダルになります。

これも同様に、イはこちらとかこれとか、近いものに使います。
ウはあちら、とかあれのような遠い物に使います。

これ this →イェー、 あれ that →ウォー
こちら this way →イダル、 あちら that way →ウダル
これの → イスカー、 あれの → ウスカー
ここに → イスメー、 あそこに → ウスメー
この人の → インカー、 あの人の → ウンカー

てな、具合です。

で、街の人の適切な(?)案内のおかげか、
番組の案内人は「風の宮殿」に無事到着します。

「風の宮殿」は、王宮の女性たちが自分たちの姿を見せずに
街の様子を眺めるのに使われた建物だということです。

映像を見ながら数えてみましたが、5階建てなんですねー。

出窓とアーチと塔が居並ぶ荘厳な外観です。
この番組では、建物を外から見た絵を少し見せているだけですが
別の番組で、女優さんが中に登っているのを見ました。

当たり前ですが、エレベーターはありませんから
5階まで階段で登らなければならないのです。
でも、5階部分からの眺めはかなりよかったです。
それを見て、女優さんは身ひとつで登るけど
カメラマンさんは、思い機材を担いで登るから、その方が大変だなー
と変なところに感心してしまいました。

「風の宮殿」の名に違わず、上層階での風はかなり気持ちよさそうでした。

が、この建物、映像で見ると後が無くて、
なんか薄っぺらく、今にも倒れて来そうにみえるんですが…
よく映画のセットにあるような、
前だけかっこよくて後はつっかえ棒って、あれ。
実物はどうなんでしょう? 気になる。。。

さて、次はジャイプル郊外の「アンベール城」に行きます。
アンベール城は16世紀に建てられた、
マハラジャの居城だったそうです。
ここで、案内人は象のタクシーに乗って、お城まで登ります。

ぞうさん、かわいーーー(^-^)
ちゃーんと鼻を上げて「ナマステー」とご挨拶します。
でも料金はしっかりしてますよー。1頭で1500円だそうです。

デリーからジャイプルまでの特急料金とほぼ同じですね。
さすが、観光客相手だから?
まぁ、こんなのみたら、せっかくだし記念になるから乗ろうか〜
って気になりますよね。

アンベール城は丘の上に立っていて、
象さんは入り口までのっしのっしとゆっくり登っていきます。

「城の中には、繊細で優雅な空間がひろがります…」
というナレーションと共に、入り口の壁画が映し出されます。

これを見て、ピンと来た方はかなりのお香通でしょう。
HEMのチャンダン香のパッケージに使われています。
画像を下に貼っておきました。

鏡の間の壁や天井の装飾には目を見張るものがあります。
かつては蝋燭の灯火が鏡に反射して、何千もの光となったそうです。

城の中では、ガイドが案内してくれるので
案内人は彼に自分の写真を撮ってくれるように頼みました。

「キャー メーラー フォートー レーサクテーヘー?」

この場合のキャーは、何、ではなく、
Yes か No で答えられる疑問文の頭につけて、
ちょっとお訊ねしますが… といったニュアンスを出しているそうです。
(テキストの解説から)

メーラーは、私の、フォートーは、photo ですから写真
レーサクテーへ?は撮ってくれますか?となります。
頼む相手が男性だとレーサクテーヘー、
女性だと、レーサクティーへーとなるそうです。
ちょっとややこしいですよね。

文末の「ヘー」は、テキストにはヘーンとカナが振られています。
本当は鼻に抜けるように軽くンと発音すべきなのですが
日本人耳には(私の耳には?)その辺の細かい違いが聞き取れないので
ヘーでもいっかーと思っています。

私のヒンディー語原体験は耳から入っているので
細かい違いは聞き取れていなかったんですねー。
でも、少しくらい違っても彼らは理解してくれますよ。きっと。

で、写真を頼まれたガイドの男性は首を横に振りながら
「ティーケー」と快諾します。

この「ティーケー」もよく聞かれる表現です。
正確には「ティークヘー」ですが、どう聞いても「ティーケー」です。

このとき、インド人は首を横に振るんですが、
横に(というか傾げる感じ)振るのはOKとかイエスの意味なんです。
ビートたけしが「なんだこのやろ〜」といいながら首を振る、
あんな感じです。

「ティーケー」といいながら首を振ってくれればいいのですが、
話の途中に黙って首を横にふられることがよくあります。

日本人が話を聞きながら、うんうん、と首を縦に振って
「話を聞いてますよ」というサインを出しているのと同じなんですが
ん?って疑問を持たれたような気がしてしまい、
話しながら不安になったことがあります。

でも、慣れてくるとこの首ふりも、なんかかわいく見えてくるんですけどね。


チャンダン

tag : ヒンディー語

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は〜てぃ

Author:は〜てぃ
インドにかかわること十数年。
HP「天竺迦羅倶利庵」管理人。

風の向くまま、気の向くまま
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気まぐれなブログですが
どうか、お付き合いくださいませ。

★開設当初の日記は、
他ブログからの引越しも含みます★

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