2007-10-24
クリシュナ誕生物語
昔々。インドのマトゥーラにカンサという名の王様がおりました。
カンサ王にはデーヴァキーという従妹がおり、彼女はヴァスデーヴァという男性と結婚しました。
2人の結婚式が終わり、カンサ王が自ら御者として
新郎新婦を馬車で新居に送り届ける途中、天から
「お前の従妹デーヴァキーの8番目の息子が、お前を滅ぼすだろう」
という声が聞こえました。
そこで、カンサ王は今彼女を殺せば永遠に子供は生まれないから、
8番目の息子に殺されることもないと考え、デーヴァキーに手をかけようとしました。
夫のヴァスデーヴァは、王を殺すのは彼女ではない、
生まれた子供は殺してもいいから彼女を殺さないでくれ、
とカンサ王に懇願し、彼女は一命をとりとめました。
しかし、王は2人を自分の監視下に置き、生まれた子供は即座に殺すために
従妹夫婦を牢獄に幽閉したのでした。
牢獄の中で、デーヴァキーは毎年子供を生みました。
カンサ王は牢獄にやってきてはそれらの子供を即座に殺していきました。
6人子供が産まれ、みんな殺されました。
7番目の子供は、神の恩寵により別の女性を代理母として生まれました。
この子はバララーマで、後にクリシュナと行動を共にすることになります。
そして、いよいよ8番目の子供が生まれる日がやってきました。
ヴィシュヌ神が人間の姿をしてこの世に生を受けたのです。
真夜中の12時、ヴィシュヌの化身クリシュナが誕生したとき、奇跡は起こりました。
なんと、すべての看守が眠りこけて、牢獄の扉が自動的に開いたのです。
そのとき天の声がしました。
「この子を連れてゴクラの町に住んでいる友人のナンダとその妻ヤショーダのところに行け。
そして彼らの生まれたばかりの女の子とこっそり交換してきなさい。
この子はこの世を悪から救うために生まれてきたのだ。」
ゴクラは、ヤムナー川の向こう岸の町だったので、
ヴァスデーヴァは生まれたばかりのクリシュナをかごに入れて、頭の上に捧げ持ち
川の中に入っていきました。
おりしも雨季のため川の水位はどんどん上昇していきます。
実はクリシュナの祝福を受けたいヤムナー女神がクリシュナの足に触れたくて
水位を上げていったのでした。
そこで、クリシュナはヤムナー女神を満足させるため自ら足をかごから出して、
ヤムナー川の水に触れるや否や、川は急に2つに分かれてヴァスデーヴァの行く手に道ができ、
向こう岸まで歩いて渡ることができたのでした。
ゴクラの町に着き、友人のナンダの家に行きました。
ナンダも妻のヤショーダもぐっすりと眠っていて、
その傍らには生まれたばかりの女の子がおりました。
ヴァスデーヴァは急いで女の子とクリシュナを取替え、
もと来た道をマトゥラーに向かって戻っていきました。
ヴァスデーヴァが牢獄にもどるのを待っていたかのように、扉は閉じ、
看守たちは目を覚ましました。
そして、デーヴァキーの横に寝かされている子供を見つけて王に報告しました。
カンサ王はあわててやってきて、こどもを取り上げると壁に向かって投げつけました。
すると、いきなり女の子は天に昇り、天からは神々しい声が聞こえてきました。
「カンサよ、お前を滅ぼすものは既にこの世に生まれ、どこかで健在である。」
そして、笑い声と共にデーヴィー(女神)の姿を現しました。
こうして、クリシュナはこの世に生まれ、
育ての親ナンダとヤショーダによって大事に育てられたのでした。
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この記事は、クリシュナ誕生祭にあわせて他ブログにて公開したものです。
カンサ王にはデーヴァキーという従妹がおり、彼女はヴァスデーヴァという男性と結婚しました。
2人の結婚式が終わり、カンサ王が自ら御者として
新郎新婦を馬車で新居に送り届ける途中、天から
「お前の従妹デーヴァキーの8番目の息子が、お前を滅ぼすだろう」
という声が聞こえました。
そこで、カンサ王は今彼女を殺せば永遠に子供は生まれないから、
8番目の息子に殺されることもないと考え、デーヴァキーに手をかけようとしました。
夫のヴァスデーヴァは、王を殺すのは彼女ではない、
生まれた子供は殺してもいいから彼女を殺さないでくれ、
とカンサ王に懇願し、彼女は一命をとりとめました。
しかし、王は2人を自分の監視下に置き、生まれた子供は即座に殺すために
従妹夫婦を牢獄に幽閉したのでした。
牢獄の中で、デーヴァキーは毎年子供を生みました。
カンサ王は牢獄にやってきてはそれらの子供を即座に殺していきました。
6人子供が産まれ、みんな殺されました。
7番目の子供は、神の恩寵により別の女性を代理母として生まれました。
この子はバララーマで、後にクリシュナと行動を共にすることになります。
そして、いよいよ8番目の子供が生まれる日がやってきました。
ヴィシュヌ神が人間の姿をしてこの世に生を受けたのです。
真夜中の12時、ヴィシュヌの化身クリシュナが誕生したとき、奇跡は起こりました。
なんと、すべての看守が眠りこけて、牢獄の扉が自動的に開いたのです。
そのとき天の声がしました。
「この子を連れてゴクラの町に住んでいる友人のナンダとその妻ヤショーダのところに行け。
そして彼らの生まれたばかりの女の子とこっそり交換してきなさい。
この子はこの世を悪から救うために生まれてきたのだ。」
ゴクラは、ヤムナー川の向こう岸の町だったので、
ヴァスデーヴァは生まれたばかりのクリシュナをかごに入れて、頭の上に捧げ持ち
川の中に入っていきました。
おりしも雨季のため川の水位はどんどん上昇していきます。
実はクリシュナの祝福を受けたいヤムナー女神がクリシュナの足に触れたくて
水位を上げていったのでした。
そこで、クリシュナはヤムナー女神を満足させるため自ら足をかごから出して、
ヤムナー川の水に触れるや否や、川は急に2つに分かれてヴァスデーヴァの行く手に道ができ、
向こう岸まで歩いて渡ることができたのでした。
ゴクラの町に着き、友人のナンダの家に行きました。
ナンダも妻のヤショーダもぐっすりと眠っていて、
その傍らには生まれたばかりの女の子がおりました。
ヴァスデーヴァは急いで女の子とクリシュナを取替え、
もと来た道をマトゥラーに向かって戻っていきました。
ヴァスデーヴァが牢獄にもどるのを待っていたかのように、扉は閉じ、
看守たちは目を覚ましました。
そして、デーヴァキーの横に寝かされている子供を見つけて王に報告しました。
カンサ王はあわててやってきて、こどもを取り上げると壁に向かって投げつけました。
すると、いきなり女の子は天に昇り、天からは神々しい声が聞こえてきました。
「カンサよ、お前を滅ぼすものは既にこの世に生まれ、どこかで健在である。」
そして、笑い声と共にデーヴィー(女神)の姿を現しました。
こうして、クリシュナはこの世に生まれ、
育ての親ナンダとヤショーダによって大事に育てられたのでした。
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この記事は、クリシュナ誕生祭にあわせて他ブログにて公開したものです。

